4歳息子が英検ジュニアのシルバーを受験した結果。
こんにちは、英語子育てパパです。
去年7月に英検ジュニアのブロンズを受験した4歳の息子ですが、今回シルバーを受験しました。
ブロンズからシルバー受験まで約半年かかりましたが、シルバーの公式教材を使った学習自体はブロンズ受験直後から始めて、実はあっという間に終わってしまっていました。
なのですぐに受けさせても良かったのですが、シルバーでは文字と発音を対応させる問題が出題されるため、まずはアルファベットの大文字と小文字を正確に認識する力と、単語の中でそれぞれのアルファベットがどのような音になるのか、というフォニックス的な学びが不十分だったため、そのあたりの学習をしばらく続ける必要があると思い、しばらく受験は保留にしていました。
ブロンズからシルバーに移行する際の最大のポイントはそこだと思います。
それで普段読んでいる絵本や、先日ご紹介したポケモン教材などを使って少しずつ文字と音の対応を学ばせて、本人も「早く受けたい!」とやる気も満々だったので今回受けさせてみることにしたわけです。
さて、結果は・・・
53問中53問正解で、正答率100%でした!!
ブロンズのときは操作ミスなどもあって2問ミスの95%でしたが、今回はそういうミスもなく満点で本人も大いに満足した様子でした。
ただし!僕としては実はまだまだ課題はあるなと感じたこともありました。
それは、聞こえた物の名前の英単語を選ぶ問題。
これは発音と単語の文字の認識がきちんとできているかを問う問題なのですが、他の問題と同様に、この問題にも文字と一緒にイラストが描かれています。
そして本人は文字で書かれた単語ではなく、イラストを見て答えを選んでいることは明らかでした。
う~ん、やっぱりまだ単語を文字として読むことのできるレベルではないな、と指導者としては感じたところです。
そして、そこはイラストはなくてもいいんじゃないかな、と思ったりもしました。
一方、単語の語頭の発音を表すアルファベットを選ぶ問題は完璧にできていました。
たとえばgirlの発音を聞いて「g」を選ぶ、といったことなのですが、これはこれまでの学習の成果が表れたと実感しています。
全部を終えた感想を聞いてみると、本人的には「簡単だった」とのこと。
確かに彼はどの問題も迷うことなく答えを選んでいっていました。
2回音声が流れる問題も全部1回目で解答できていたし、答えが早々に分かれば、他の選択肢を聞く前から答えを選択しておくなど、かなり余裕を感じました。
でも僕には「これから単語を正しく読めるようになる力が必要」という明確な課題が見えたので、そういう意味での収穫がありました。
シルバーの試験は全部で35分ほどあります。
問題や進行のテンポははっきり言ってだいぶ遅いので、4歳の息子には結構長く感じたようで、途中で「まだあるの?」「もうすぐ終わり?」などと聞いてきていて、後半あたりから明らかに飽きた様子でした。
「もうちょっとだよ」「終わったらおやつ食べようね」などと言って励ましながら(笑)続けていたら、最後の問題の直前くらいに「あと少しだよ!」みたいな励ましのメッセージが画面に表示されました。
そのメッセージもうちょっと早く出してくれよ、とわがままも思いつつ(笑)、それでも最後までやり切ったのでよかったです。
そう、幼児にこうしたテストを受けさせる際には、「途中で飽きる」という問題に対処しなければなりません。
自宅受験では会場のような緊張感もないので、「疲れて眠たくなる」とか「周囲に気が散る」といったこともあるでしょう。
今回受けたのはたまたまおやつの時間の前でお腹が減っていたのと、たくさん遊んだ後で実はかなり疲れて眠くもなっていた感じで、タイミング的にどうかとちょっと迷ったのですが、いかんせん本人のやる気がすごかったので、それを尊重することにしました。
そして始める前にまず気が散りそうなおもちゃを全部片づけたり、「今からシルバーやるぞー!」「頑張るぞ!!」みたいなことを大声で一緒に言って気分を盛り上げたり、上述のように「終わればおやつ」などと餌的なものを用意したりしてどうにかやり遂げました。
集中して受けさせるために、周囲の環境やタイミングもすごく大事だと改めて実感しました。
受験を終えて、「次はゴールドっていうのがあるけどやりたい?」と聞くと「やりたい!」と即答。
「けどゴールドはきっともっと難しいけどやってみたい?」と聞くと「僕には簡単だと思う!」と根拠もなく自信たっぷり(笑)
さっそくゴールドの教材を買って帰ることにします。