4歳の息子に発音矯正されました。
こんにちは、英語子育てパパです。
先日、2歳の娘がポケモンカードを床にバラまいて遊んでいたのですが、遊び終わったときに
Put your pokemon cards away.
「ポケカ片付けてね」
と言って促しました。
すると、それを横で聞いていた4歳の息子が、
「パパ、carsじゃなくてcardsだよ」
と真剣に指摘してきたのです。
カードゲームが山ほどあるわが家では、日常会話の中でcard(s)という単語を言う機会が毎日たくさんあります。
ですがcardの複数形の発音はcarの複数形の発音と似ており、僕的には発話時にかなり苦戦するもので、意識していてもなかなかうまく言えないものだから、実はほんの2週間ほど前にネイティブの知人にどうやったらうまく発音できるか相談していたところでもありました。
そんな折、上に書いた場面では確かに自分でも「あ、carsっぽくなってしまったかな」と瞬間的に思ったのですが、僕が言い直す前に間髪入れずに息子がそれを指摘してきたのです。
驚くと共に感心しました。
25年以上も英語と付き合い、一時期アメリカに暮らしてもいた僕の発音力は、それなりにアメリカ英語的であり、また彼にとっては僕の発音がこれまでモデルになってきた部分もあるため、発音のことで僕に指摘することは今まで基本的にありませんでした。
その証拠に、あまり英語が堪能ではない妻に対しては、彼はしょっちゅう発音ミスを指摘しています。
それでも僕の発音も完璧なネイティブ発音ではありません。
それを感じ取ってか、息子はいよいよ僕の発音ミスにも気が付くようになったのです。
恐るべし4歳児。
そして、生まれたときから続けてきた大量の音声によるインプットが、こんなにも本人の中に根付いていること、またその成果に喜びの気持ちを禁じえません。
その意味でとても意味のある指摘だったなと思いました。
本当に、発音の面では僕はもはや息子に及びません。
それくらい子どもの聞き取る力は高度であり、言語獲得の初歩として絶対にないがしろにしてはいけないことを改めて思い知らされました。