明けましておめでとうございます、英語子育てパパです。
前回の更新からずいぶん経ってしまいましたが、久しぶりの、そして新年最初の投稿です。
年末に、4歳の息子に高校生向けの英単語帳を買いました。
目的は、
①現状の語彙力や理解力を知りたかったのと、
②普段の「おうち英語」では与えられる語彙に限界を感じ始めたので、ワンランク上の英単語や熟語にどんどん触れさせたかったから
です。
単語帳の中でもあえて高校生向けの単語帳にしたのは、小中学生向けの単語帳ではもはや簡単すぎてしまうからです。
と言っても、あまり難しすぎるものを選んでも逆に意味がありません。
そこで、中学の基本単語から大学入学共通テストレベルくらいまでがカバーされた、基本から標準的なレベルの単語帳を選びました。
この単語帳の良いところは、最初の方に日常的に本当によく使う中学レベルの語彙が品詞別にたくさん載っていて、徐々に良い具合にレベルが上がって行くこと、そして例文がシンプルで分かりやすいことです。
見た目が普通の学習用単語帳なので、そんなものを4歳児が楽しめるのか、勉強感が強すぎて英語が嫌になってしまうのではないかと思われるかもしれませんが、どんな教材も工夫次第だと僕は考えています。
試しに、一つ目の単語から順に僕が例文を読み上げて、それがどういう意味なのか息子に聞いてみることから始めてみました。
すると、僕の予想をはるかに超えて、見事に日本語に訳すことができました。
1ページにだいたい10個くらい載っているのですが、とりあえず最初のページは完璧でした。
中には、日本語力的に正確に訳せはしないものもありますが、その場合は「こういうことを言っている」という意味の抽出をさせ、それが正しくできたものも完璧と捉えることにしています。
単語レベルではなく、文として英語を正しくとらえることができていることが分かったのです。
正直、そんなにうまくできると思っていなかったので、僕もそばで聞いていた妻もとても驚いて、めちゃくちゃ褒めてあげました。
(同時に、英語育児をする親として、少し自信になったようにも思います。)
息子的にはそれがすごく楽しいと思ったようで、今では毎日「〇〇(←単語帳の名前)をやろう」と言ってきます。
そして毎晩絵本を読んだあとに、一日の英語学習の仕上げとして単語帳をする、というふうにしています。
英語に限らず、寝る前の学習は効果が高いというのも狙っています。
人の名前や、ちょっと馴染みのない状況が例文に出てきたときは、身近な人の名前や、大好きなポケモンの世界の話に置き換えたりしてイメージしやすいようにしながらやっています。
まだ理解できていない単語も登場しますが、それは新しく学べる機会だと思って、やはり例文を工夫したり、日本語で補助したりしながら覚えさせています。
もちろん、例文を一方的に読み聞かせて意味を考えさせるだけでなく、全ての例文を一緒に声に出して読むようにもしています。
知らなかった単語を知る、声に出して言ったことのない英文を言うということがとても楽しい様子です。
そして受験生などがよくやるように、完璧に理解できた単語については、見出し語のチェック欄にチェックを入れていきます。
これも本人にやらせることで、一つ一つクリアしていく達成感を味わわせるようにしています。
一見すると無味乾燥な単語帳も、そんなふうにして楽しみながらできるのだと思いました。
今のところ数十ページほど進んだところですが、これからどんどん知らない単語が出て来るでしょう。
日本語から英語に変換する練習も加えつつ、今後も継続的に楽しみながらやっていきたいと思います。
高校生向け英単語帳、意外と使えますよ!