英語脳・日本語脳の切り替え。
こんにちは、英語子育てパパです。
息子の英語力が上がっていくにつれて、いわゆる英語脳と日本語脳の切り替えが起こる瞬間を目にすることが増えてきました。
たとえば、息子は恐竜が大好きなのですが、トリケラトプスのおもちゃを持って
「見て、(僕は)トリケラトプスだよ、がおー!」
とか言いながら恐竜ごっこをして遊んでいることがあります。
かと思ったら、次の瞬間に
Look, I am Triceratops, roar!
と瞬時に英語に切り替えて言うのです。
トリケラトプスは、日本語の発音はそのカタカナのまま「トリケラトプス」ですが、英語では「トライセラトプス」のようになり、「トリケラトプス」とは大きく異なります。
そうした発音の違いも明確に表現しています。
他にも、僕(パパ)と妻(ママ)の間で言語を使い分けることも多く、
妻に「ママ、イチゴ食べていい?」と聞いたと思ったら今度は僕に向き直って、
Daddy, can I eat strawberries?
と僕には英語で聞いてきます。
テレビに熊が映し出されると、妻には
「ママ、熊さんだよ!」
と言い、僕には
Daddy look! It's a bear!
と言うのです。
単語個々の発音もなかなか上手で、カタカナの「オレンジ」と英語のorangeや、「チェリー」とcherryなど、微妙に発音の違うことがらについてもしっかりと区別と切り替えができていることがよくわかります。
ときどき間違えて日本語を話しながら特定の単語だけ英語が混じるということもあります。
このあたりは注意が必要なところかもしれませんが、本人なりに「あ、間違えた」という感じで言い直すこともよくあります。
orange、いやいやオレンジだ、みたいなことですね。
ともあれ、二つの言語を今の息子は明らかに別言語として認識しています。
言い間違えてもきちんと自分で気づいて訂正できるところから見ても、互いの言語が混同してどっちがどっちか分からない、といった様子はありません。
あと2ヵ月ほどで3歳になりますが、これからますます言語を吸収していく時期に入ることでしょう。
そして本人なりに、単なる反復から「考えて発する」ものとして言葉と付き合うようになっていくはずです。
特に日本語の方が圧倒的に優位に立って行くことが容易に想像できるわけですが、その中でも英語もたくさん取り入れて、日本語の海に飲み込まれてしまうことのないよう、いっそう英語との両立を図っていきたいと思います。