英検ジュニア(ブロンズ)受験前に使った教材について。
こんにちは、英語子育てパパです。
先日4歳の息子が英検ジュニアのブロンズを受けたことを前回の記事で書きましたが、受験に向けて使用した教材と取り組みの様子について今日は綴ってみたいと思います。
もともと英語には生まれたときから触れさせてきましたので、身近な物の名前や動作などについては十分身に付いていました。
そして、そうした身近な英語を中心とするブロンズを受験するにあたっては、協会がオンラインで販売している専用のラーニング教材はとくに必要ないと思って購入しませんでした。
ただ、テストの形式や解答方法くらいは知っておいた方がいいだろうと思い、
旺文社の『楽しくはじめる英検Jr. ブロンズ』
のみ購入して使用することにしました。
でもその前に、僕のスマホを使って英検公式HPで受けられるサンプルだけは事前にやらせておきました。
いくら絵本が大好きな息子でも、いきなり書籍で問題に取り組むことが面白くないと思われてはいけないと思ったので、
普段触ることのないスマホを触ってゲーム感覚で英語に触れることは楽しいことだ、とまず思い込ませ、
それから書籍タイプの教材を使用し、それが終わったらもう一回パソコンやタブレットやスマホで楽しくゲームをしよう、とモチベーション管理に利用することにしたのです。
それはそれで悪くないやり方だとは思ったのですが、でも実際にやってみて驚いたのは、そんな回りくどいことをしなくても息子は大いに書籍版ブロンズの内容を楽しんだことです。
『楽しくはじめる英検Jr. ブロンズ』は、セクションごとにまずターゲットとなる語彙を学ぶことから始まります。
イラストと一緒にCD音声も聞きながら、1ページあたり基本12個の語彙やあいさつなどのフレーズを学んでいきます。
(実際には、息子の場合は新しく学ぶというより、すでに知っているものを確認するという形になりましたが、本人はいたって楽しそうでした。)
CD音声がとても楽しくリズミカルなので、リズムに合わせてノリノリで単語を声に出して確認していくことができました。
さらに楽しいことに、各ページをクリアするごとに付属のシールを貼ることができるようになっていて、1ページ終われば自分の好きなシールを貼る、次のページも終わればまた好きなシールを貼る、という具合に達成感を味わいながら進めていけるようになっているのも大うけでした。
さらにさらに、最後のページまで進めば表彰状が付いていて、そこにはこれまでとは違う特大サイズのシールを貼れるようになっているのです。
息子はこの特大シールを貼ることを目指して次から次へと楽しく進めていきました。
数セクション終わるごとに確認のクイズがついていて、そのクイズが実際のブロンズのテストと同じ形式になっている仕組みでした。
もちろんクイズ終了後もシール。
そんな感じで思った以上に楽しめる教材でした。
全部で60ページほどの内容でしたが、たった2日で全部終わってしまいました。
1日あたり2時間くらいぶっ通しでやり続けたのですが、それはこちらが強制したのではなく、本人がいつまでもやりたがるから仕方なく(笑)親も付き合って結果的にそうなった、という感じでした。
そんなに集中力が続く息子もすごいと思いましたし、それだけ楽しい教材だったということです。
まだ喋れない1歳の娘も、いつの間にか息子と一緒に僕の膝に座ってイラストを眺めながら楽しそうに学んで(?)いました。
ある程度基本的な語彙や表現を学んでいて、集中力が続くなら4歳児でも2日で終わる内容なので、普段から英語育児に取り組んでいるご家庭ならやはり協会のラーニング教材は必要ないと思いました。
(息子的には2日どころか1日で全部終わらせる気満々だったようですが、さすがに食事の時間などもあったので中断させました。)
ちなみに2日目は、朝から午後にかけて家族で出かけて、帰宅後は庭でプール遊びまでした後に取り組んだので、息子は終始眠たくて仕方がないという様子でした。
だから無理しなくていいよ、眠たいならまた明日やろうか、などと声を掛けていたのですが、どうしても最後までやりたいと言い張るので、それなら最後までやろうと彼の意思を尊重して続けることにしました。
そして終了後、さすがに今日はもう休んでブロンズ(本番)は明日やろうかと提案したのですが、今やりたい!と言うのでその場で申し込んで受けさせることになったのです。
眠くて眠くて仕方がなかったはずなのに、よほど楽しかったのでしょう。
一日中元気に遊びまわって疲れ切った後でも「やりたい!」と思うような教材。
素晴らしいと思いました。
たまたま息子はすでに覚えたことの確認教材としてこれを使用する形となりましたが、
もちろんこれから英語育児を始められるご家庭にもおススメです。
息子はブロンズが終わったそばからすぐに次のシルバーもやりたいと言い出していまして、さっそく同じ教材のシルバー版を購入するつもりです。
でも、シルバーでは文字も登場しますし、その分難しくなることで「もうやりたくない」と思わせてしまう可能性もあるので、内容は慎重に見極めて、本人に合ったアプローチを考えていきたいです。