こんにちは、英語子育てパパです。
100均や手作りなど、多くの教材をなるべく安価ですませているわが家ですが、
家庭での英語環境作りの補強のため多少お金をかけている部分もあります。
それが<こどもちゃれんじEnglish>です。
お金をかけていると言っても、年額1万数千円くらいなので、トータル50万~100万円近くもかかるディズニー英語システムなどと比べるとそれほど高価なものではありません。
息子が1歳になったときに入会して、だいたい1年半くらい経ちました。
ということで今日はその感想を。
(べつに僕はベネッセの回し者ではありません。)
まず、こどもちゃれんじEnglishでは、2ヵ月に1回教材が送られてきます。
教材はDVD、絵本、おもちゃの3点セットが基本です。
毎回テーマ(listen、sing、danceなど)が決まっていて、このテーマに沿った内容で楽しく英語に触れられるというもの。
最初に良いと思ったのは、DVD、絵本、おもちゃが連動していること。
絵本の内容をDVDの動画で読み聞かせできたり、おもちゃもDVDの中からキャラクターが飛び出してきたようなものになっていたり、毎回一貫性がある点が扱いやすくて良いです。
おもちゃと絵本が一体になっているものもあったりします。
英語環境作りのためにはDVDが中心になりますが、歌やダンスだけでなく、きちんとしたフレーズを覚えられたり、ネイティブ発音を学べたりとかなり充実した内容です。
英語学習をうたったDVDやテレビ番組の中には、英語学習プログラムのはずなのにやたらと日本語ばかりがでてきて英語環境づくりに向かないものも多くあります。
でもこどもちゃれんじEnglishでは、日本語は最小限に抑えられている印象があり、日本語よりも英語に意識が向きやすいように工夫されていると感じます。
息子の反応としては、メインキャラクターのしまじろうがすっかりお気に入りで、毎号配達される度に「しまじろう!!」と言って大喜びしては早く開封しろとせがんできます。
(結構最近まで「しまじろう」がうまく言えなくて「しやんのー」と言っていたのがかわいかった。)
DVDを見ては、放っておいても一緒に歌って踊って大はしゃぎです。
絵本もとても魅力的なようで、一度ハマるともうどうしようもないくらい何度でも読まされます。
中には何百回と読み過ぎて、僕も妻も一語一句全て暗記してしまったものすらあります。
そんな本はもうボロボロで、ちぎれてバラバラになりそうでいたるところをテープで補強しているような状態です。
こんな感じ。
そうして覚えた英語は今、しっかりと語彙やフレーズとして定着し、日常の中で使うことができるようになっています。
一方、デメリットというか、物足りないところも無いわけではありません。
教材は2ヵ月に1回しか送られてこないので、年間通じても6回。
1年間で絵本6冊は少なすぎですね。
DVDについては、1回あたりの長さがだいたい40分として、年間では計240分(4時間)程度しかありません。
ぶっ通しで英語が流れ続けるわけではないので、触れられる英語の総量としてはずっと少ないでしょう。
また、幼児向けなのである意味当然ですが、分かりやすい分内容はそれほど多くはありません。
簡単な内容のインプットとアウトプットを目指しているので、大量のインプットを目指すにはまだまだ足りないのが現実です。
あと、これは僕以外の経験者の方の意見ですが、年齢が上がるにつれて、教材内の日本語量も増えていくという指摘もあります。
今のところ僕はそれほど日本語量に不満はありませんが、今後注意して考えるべきポイントかと思います。
まとめ
こどもちゃれんじEnglishは、楽しく英語に触れられ、ターゲットの英語を覚えていくことは十分に目指せる教材システムである反面、これだけを教材として英語育児をすることには限界があるもの、というのが僕の感想です。
他の記事にも書きましたが、幼児期に必要なのは日常レベルでの英語の膨大なインプットです。
そして英語が当たり前であるという環境を家庭内に作り上げることです。
こどもちゃれんじEnglishは、あくまでその一助として英語時間の確保の足しにするもの、
そして、英語に親しむためのツールとして子どもの楽しみの一つに加えるもの、
程度の認識で付き合った方がいいでしょう。
ただ値段的には、毎回の教材が絵本、DVD、おもちゃのセットであることを考えると決して悪くはないのではないでしょうか。
発売元のベネッセにはもっと高価でがっつりとした英語教材システムもありますが、
それに比べるとずいぶんお得だとは思います。
まあ、だからと言って今後どこまでこどもちゃれんじEnglishを続けるかは分かりません。
息子に限ったことではありませんが、英語育児がそれなりに上手くいき、子どもの理解が教材を超えるようになったらやめるか、学年を飛び越えたものにシフトするのも考える必要があると思います。