こんにちは、英語子育てパパです。
先日、息子を連れて買い物に行ったときのこと。
100均のおもちゃコーナーで潜水艦のおもちゃを見つけた息子が、
それを手に取っていきなり
Submarine!
と言い出しました。
え?今submarineって言った?
と驚きました。
なぜなら、僕にはsubmarine(潜水艦)という単語を教えた記憶がないからです。
でも彼がそれを覚えているということは、どこかで触れたに違いない。
そう思って記憶をたどってみると、一つ思い当たることがありました。
Eテレの『えいごであそぼ』の中で、月替わりで英語の歌が流れてくるのですが、
確か7月か8月の歌が海をテーマにした曲で、その中でsubmarineが登場していたのです。
といってもこの番組の曲はとりあえずいつも聞き流している程度で、
僕もそれほど真剣に一緒に歌ったり、この曲から何かを学ばせよう、
という姿勢では向き合っていませんでした。
でも子どもは曲を聞きながら、聞こえてくる音と映像をリンクさせ、
水中を進む乗り物をsubmarineと呼ぶことを自分で勝手に覚えていたのです。
その後、曲が流れなくなり潜水艦を目にすることがなくなっても、覚えた単語は記憶に残り続け、数か月後に潜水艦のおもちゃを見つけると同時に口から出すことができたのです。
もの凄い記憶力と再現力だと感心しました。
「なんとなく」聞かせているだけのつもりでも、
それは大人がそう思っているだけで、
本人にとってはきっと全てが新鮮で興味深く、
真剣に目や耳を傾ける価値があると感じているに違いありません。
子どもの言葉に対する敏感さに驚かされた瞬間でした。
ところで、『えいごであそぼ』自体は日本語と英語が混在しすぎているためバイリンガル育児向けではないと前回書きましたが、部分部分で子どもは何かを学び取っているようです。
そういう意味では、何らかの形で英語を聞かせることはやはり大事なことなんだろうと思います。