こんにちは、英語子育てパパです。
英語を学習していると、覚えている単語数という意味での語彙力について気になったことがある人も多いのではないでしょうか。
ということで、英語の語彙数に関する情報をいくつかまとめてみます。
日本の学校英語教育の場合、
中学校で学習する語彙が最大1800語程度、
高校が最大2500語程度となっています。
一般に、日常英会話で必要な語彙数は3000語程度、
旅行英会話であれば1000語程度、
ビジネスでよく求められるTOEICでは5000語程度の語彙力があればほぼカバーできると言われています。
英検では、
2級(高校卒業程度)が3800~5100語、
準1級(大学中級程度)が7500~9000語、
1級(大学上級程度)が1万~15000語
のレベルであるとされています。
英語ネイティブに目を向けると、教養のレベルにもよりますが、
大人で20000~30000語程度の語彙力があり、
子どもでも4歳児で5000語程度、
5歳児では7000語程度知っている子もいるという研究があります。
学習段階や内容等によってどのような種類の語彙を覚えているか、またその語彙が受容語彙(読んだり聞いたりして受動的に理解できる語彙)か発信語彙(書いたり話したり能動的に自ら使える語彙)かなどによって見方は変わるため、一概に「この数字がすべてです」、と言い切ってしまうことはできませんが、だいたいの参考にはなるのではないでしょうか。
驚くべきは、4歳児が5000語もの語彙力を身に付けている、という点です。
日本では高校卒業レベルに相当するだけの語彙力を、ネイティブは4歳児が持っていることになるわけです。
日本の高校での学習語彙と4歳児が生活上身に付ける語彙には種類の差があるため、ネイティブの4歳児が日本の高校生が学習する語彙の全てを理解できるわけではないとしても、その数字は注目に値するのではないでしょうか。
日本語でもそうですが、はやりネイティブの環境にいると相当の語彙に日常からさらされることになるのですね。
さて、僕の息子はすでに4歳を過ぎて5歳になったのですが、彼の英語の語彙力はどれほどでしょうか?
参考として、Test your English vocabularyという語彙力測定サイトで測ってみました。
その結果、約3300語でした。
今回はあくまで日本語の意味で理解できているか、つまり和訳できるかを基準にやりましたが、彼の中では英語として理解はできているが、日本語には訳せないという英単語もありそうです。
そういうのを含めればもう少し多そうですが、ひとまずは3300ほどの英語の語彙力があるというのは、僕が普段様子を見ている体感としても合っているように感じます。
さすがにネイティブの5歳児には及びませんが、普段英語で話しかけても、テレビアニメのおおまかな内容や英検ゴールドくらいのレベルの内容なら普通に理解しているようなので、3000語程度で日常会話がまかなえるというのにもだいたい合致しているかなとは思います。
いつも同じことを言っていますが、日々の読み聞かせやCDをはじめとした音声シャワーだけで日本に暮らす普通の子どもでもここまでになります。
語彙力測定も含めて、よければ皆さんも試してみてください。
参考になれば嬉しいです。