こんにちは、英語子育てパパです。
息子に英語で話しかけるとき、「自分が話しかけている英語をぜひ覚えて欲しい」という意図が多かれ少なかれあります。
たとえば朝のGood morning. How are you doing today?みたいな基本的なフレーズからして「このフレーズを使えるようになって欲しい」という気持ちが入るものです。
つまり心のどこかで、ほとんどいつでも「英語を教えよう」という英語育児パパとしての自分が意識されているように思うわけです。
でもときには、こちらが特に意識せず、何気なく言っているだけのものもあります。
そしてそんな「何気なく」言っているだけの言葉を、いつの間にか子どもが覚えているのに気が付くと、とても驚くとともに、こちらの意図なんか関係なく子どもはとにかくなんでも吸収するんだな、と感心せざるを得ません。
先日、絵本を読み聞かせているときに、貝殻のイラストが登場しているページがありました。
それを見た途端、息子がいきなりそのイラストを指差してLooks like banana.と言ったのです。
イルカとシャチが似ているとか、リンゴと梨は似ているとか、見た目は似ているけど違うものを教えるときに、僕は〇〇 looks like △△とよく言っています。
息子はいつの間にかこのlooks likeを理解し、たしかにひと房のバナナのように見えなくもない貝殻のイラストを見た瞬間に、これを自分で発話してみせたのです。
僕は衝撃的に驚いて、こんなことがあるのかとまた一つ学ぶことができました。
まったく意図しなかったフレーズlooks likeがいつの間にか定着していたという事実。
本当に子どもの言葉の発達を見るのは面白いです。