パパ、英語子育てやってますブログ

1歳児と4歳児パパの英語子育て実践をご紹介します!

英語子育てで絶対にやってはいけない英語の教え方・正しい教え方。

こんにちは、英語子育てパパです。

 

英語子育てをするうえで、絶対にやってはいけない英語の教え方があります。

 

それは、

 

 

「ゾウさんは英語でelephantって言うんだよ」

「ウサギさんは英語で何だっけ?言ってごらん?」

 

 

こういう教え方です。

 

理由は簡単で、これでは英語を教えたことにならないからです。

 

だって、どちらの言い方も、思いっきり日本語ですから。

 

日本語の文脈と文法、日本語の発音と意味の流れの中でelephantなりrabbitなりを覚えさせようとしても、それは日本語の範疇にしか収まっていません

 

仮にこのやり方で、elephantやrabbitをその意味と共に覚えさせたところで、

 

その言葉を単独で一体どうやって使うのか、子どもには理解できません

 

文脈上elephantにanが付くとリンキング(音の連結)が起こって発音が変わることも伝わりません。

 

elephantやrabbitという単独の名詞をただ日本語の意味で覚えただけでそれ以上生かしようがないのです。

 

1ミリも英語脳に切り替わらないのです。

 

英単語は英文のリズムに乗せてこそ生きるものです。

 

だから、こうやって日本語を使いながら英(単)語を教えていくというのは幼少期の子どもにとって実はほとんど意味がないんです。

 

 

じゃあどうやればいいかというと、

 

たとえばいろいろな動物の載った絵本や図鑑を見せて、指を指しながら

 

This is an elephant.

 

What's this?

 

って話しかける。

 

これでいいんです。

 

日本語を入れる必要なんかありません。

 

これを繰り返していけば、elephantやrabbitといった単語を覚えるだけでなく、

 

手元にあるものを説明するときはThis is 〇〇.と言えばいいことや、

 

目の前のものが何か分からないときはWhat's this?と言って尋ねることを、

 

子どもは勝手に学んで覚えていきます。

 

こうして覚えたことが増えていけば、代名詞の使い方、be動詞の使い方、疑問詞を使った疑問文の使い方という具合に、どんどん文法力も上がっていきます。

 

子どもはとにかく、文を覚えることと、覚えた文と文を照らし合わせて共通点や相違点を見つけ出し、文法的な仕組みを理解していく能力に長けているんです。

 

そしてこれは幼少期にだけ備わった特別な言語力でもあります。

 

だから、せっかく持って生まれたこの素晴らしい脳力を生かすためにも、

 

英語を教えたいときは英語でそのまま教えてください

 

かといって、パパやママは何も難しい英語を話す必要はありません

 

本当に中学一年生レベルくらいの簡単な文からでまったく問題ありません

 

僕もThis is 〇〇.やWhat's this?を多用しまくって何百もの単語を覚えさせました。

 

今では逆に息子の方からWhat's this?って聞いてきたり、疑問詞whatの応用に応用が重なってWhat are you doing?なんて聞いてくるまでになりました。

 

2歳児の脳恐るべし。

 

では今日はこのへんで。